ペットを飼ってる人必見! 畳のお部屋で一緒に快適に暮らすための○個の方法
畳のお部屋でペットと暮らすと困ることとは?
ペットと一口にいってもいろんな動物がいるわけですが、ここでは犬を例に挙げてご説明します。
まず、一般的に犬には畳やフローリングをガリガリ掘るという習性があります。
なぜこのような行動をとるのか?その理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は犬本来の野生の本能です。
現在は室内で犬を飼育する場合が多いですが、元々犬は外で飼育することが一般的でした。
犬専用の寝床が普及していない時代には、自らの手(足)で土を掘り、居心地の良い寝床を作る必要があったのです。
室内で飼育すること一般的になりつつある現代でも、犬の本能は身体に浸透しているために
このような行動を取ってしまうのです。
2つ目はストレスによるものです。
長時間の留守番による寂しさや、運動不足などから来るストレスによるパターンが考えられます。
床をガリガリすることによって、ストレスを解消しようとしているのです。
その犬が持つ野生の本能を完全に矯正することは、はっきり言ってそう簡単ではありません。
だからといって、諦める必要もありません。
日頃のしつけにより、行動を改善させることは可能です。
特に、これから新たな家族として我が家に愛犬を迎え入れる場合、子犬の状態からしつけを
スタートできるのであれば、その効果が高いです。
また、愛犬のストレス解消法としてお散歩も非常に効果的です。
愛犬とのお散歩は、運動不足解消だけではなく、人間と愛犬の間に信頼関係を築く、最高のトレーニングなのです。
その努力は必ず犬に伝わりますし、結果、畳などを傷つけたり、いたずら行為も減っていくのです。
畳のプロが教える 知っておきたいペットと快適に暮らすための工夫3選!
愛犬にとって、畳の上はあまり快適な環境とは言えないです。
肉球の毛が伸びると、畳の上では非常に滑りやすくなります。
フローリングほどではないにしろ、畳の上を毛むくじゃらの肉球で歩くと、ツルツルと
滑ってしまうのです。
床が滑りやすいと股関節形成不全・膝蓋骨脱臼・椎間板ヘルニアなどの股関節の病気を発症する危険性があります。
そうならないために、肉球の所の毛剃りをこまめに行うようにしましょう。
また、爪が伸びすぎていると畳の縁や畳表の目に爪を引っかけてしまい、
つまずくこともあるので、必ず定期的に切ってあげましょう。
最近は、愛犬の為にいろんな対策グッズが販売されています。
畳・フローリング用の、滑り止めコルクマットやジョイントマットなども数多く販売されています。
あまりにも種類が多すぎて選ぶのも大変ですが、価格の安さだけではなく、通気性の良さや素材そのものの材質など、天然に近いものを選ぶのがいいでしょう。
また、イグサを使わない、犬猫専用の畳表も販売されています。
この畳表は、抗菌効果があり、耐久性が高く、粗相をしてしまったときの拭き取りも
容易だそうです。
畳があまりにもボロボロになってしまったという場合は張り替えるのも
一つの方法です。
畳の裏側まで損傷がない場合は、裏返すことで綺麗になります。
ペットと快適に暮らすために実践していただきたいことをまとめました。
・身だしなみを整えてあげる
・スキンシップを大事にする
・畳用の対策グッズを使用する
ペットも人間同様家族の一員です。
せっかく出逢った大事なペットだからこそ、環境には配慮してあげたいものです。