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アパートの畳、張替えの値段はいくら?格安から高級なものまでさまざまな畳を紹介!

ネット通販とホームセンターで手軽に買える格安置き畳

フローリングに置く、置き畳が買える所は実はたくさんあります。畳屋はもちろんのこと、コーナンやビバホームなどのホームセンター、Yahoo!ショッピングや楽天市場、Amazonなどのインターネット通販、また、IKEAや無印良品などのショップでも売られていることがあります。

畳にはクッション性があり、赤ちゃんが転倒したり寝転がっても安心です。
また、空気をきれいにするという、い草のパワーの効果は抜群ですし、い草の匂いには森林浴と同じくらいリラックス効果があります。湿度が高い時には吸湿し、湿度が低い時には放湿するという高い調湿効果もあります。い草は多くの空気を含みます。い草の中の動かない空気は熱を伝えにくい性質から断熱性、保湿性を持っています。
ぜひリビングや子供部屋に畳を置いてみるのはいかがでしょうか。
置き畳ってそれぞれバラバラだからずれたりするんじゃないの?と思われがちですが、大丈夫です!連結ができるタイプの畳もあり、子供が元気いっぱいに走り回ってもずれたりしません!
そして軽量なため、女性でもらくらく持ち運びが簡単です。短時間で手軽に和室に模様替えをすることができます。

最近流行しているのは琉球畳です

また、最近流行しているのは琉球畳です。特徴は縁がなく、通常の畳の半分のサイズで正方形の形をしているということです。
正方形という形は日本人に一番なじみのある形です。清潔感や落ち着きを出すのにも最適な形といえます。

おしゃれでありながら上品さを醸し出せる琉球畳はまさに万能な畳です。
琉球畳なら、普通の和室も手軽にモダンにおしゃれにできます。思い切って洋風アレンジをするのもおすすめですよ。

格安とは違う、ワンランク上の高級畳をご紹介します!

高級畳は格安畳とは訳が違います!上質ない草や稲わら畳床を用いて職人さんが丹精こめて手縫いした畳です。
現在、市場で流通している8割の畳は中国産と言われています。昔は品質が悪かったため劣悪だと言われていましたが今では品質がかなり安定しています。しかし、中国産の畳表のほとんどは着色料が使われており、
畳表の色調・光沢・地合いでは国産い草の畳表より劣ります。
最近では科学素材を使った畳もありますが、天然い草の畳表に比べると色合いに乏しく、独特のい草の匂いもありません。和室いっぱいに広がる清々しい匂い、自然な風合いを楽しみたい方はぜひ天然い草100%の畳がおすすめです。

また、昔ながらの稲わら畳床がおすすめです。畳床とは畳の芯となる板状のものです。近年では、建材ボードを用いた畳床が多くなりましたがそれでも稲わらを重ねて縫いしめて作られた昔ながらの稲わら畳床には独特の魅力があります。建材ボードでは足触りが硬く、畳の寿命が短いです。

昔ながらの稲わら畳床には独特の魅力があります

しかし、稲わら畳床は厚みのある重厚な畳で、空気をたくさん含んでいるため踏み心地は柔らかく、足に吸い付くような独特な感触があります。こだわるならば稲わら畳床を用いた本畳を検討するのがいいでしょう。
畳表の品質の大きな決め手は、織り込まれたい草の本数です。経糸の強度が強いほど多くのい草を織り込む量が増えるため、きめの細かい重厚感のある畳表に仕上がります。
一般的には錦糸よりも麻糸の方が強度があることから、麻糸二本芯の畳表が最高級となります。
普及品に使われる畳表のい草は一畳あたり約4000本ですが、この麻糸二本芯畳表は約7000本です。
表面の輝きがまるで違い、さらに多くのい草を織り込むため耐久性も高くなります。
良いものを長く使うには質の高い高級畳が良いでしょう。

張替えの価格はいくら?値段の相場を徹底解明

畳のリフォームには表替え、裏返し、新調の三つの方法があります。畳を入れ替えて数年なら表替えや裏返しが有効です。また、畳を踏み込んでブカブカする場合は新調する時期です。
それでは実際の価格はいくら位なのでしょうか。

傷んだ畳表をひっくり返す裏返しでは、畳縁は新調しなくてはならない箇所です。
畳の張替えとしては価格がとても安い点が特徴です。
畳縁にも様々な製品があり、安いものは1,000円程度で、高いものだと6,000円近くかかります。また、工賃などもかかりますので裏返しに必要な価格相場は3,500円から6,000円といったところです。
多少の擦り切れや日焼けなら裏返すだけできれいになります。こまめに行うだけできれいになるため、畳交換にかかる費用を安く抑えることができるのです。

畳床はそのまま使い、畳表と畳縁だけを交換するのが表替えです。目に見える部分が全て新しくなるため、少ない費用で新品のような仕上がりになります。
表替えに必要なコストは大半が畳表の調達費になります。そのため、使用する畳表のグレードによって価格が決まります。
畳表の価格差は幅が広く、3,500円〜5,000円程度の中国製品と、その一方国産の高級い草を使った畳表の中には数万円を超える製品もあります。
工賃などを含めると5,000円〜30,000円の間となります。

ある程度慎重な判断が求められます

畳を新調する場合も、使用する素材により価格は異なります。安くて質のいい中国製も登場し、全体的には低価格化の流れがあります。
ただし、畳を丸ごと入れ替える新調は表替えや裏返しと比較するとコストが高くなり、ある程度慎重な判断が求められます。

畳は長く使う物ですので、納得のいくものを選ぶのがポイントです。
中国製品のグレードが低いものだと15,000円程度で、国産の高級藁の畳床だと50,000円近くにもなります。

まとめ

置き畳は物によってかなり素材感や特徴が異なり、軽さにこだわっていたり、質感にこだわっていたりと、さまざまなショップの畳を見比べる必要があります。格安の畳にはない、畳本来の味わいのある上質な高級畳など、畳は納得のいくものを選ぶのがいいでしょう。
価格やグレードに大変幅がありますので、よく見比べて選んでみてください。

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