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和室にもベッドを置きたい! 畳を傷めないための○個の方法

畳の上にベッドを置くとおこる困ったこととは?

 

和室にベッドを置くときは、とにもかくにも「畳の保護」がポイント。
畳はベッドを置く前提で作られていないので、次のような点に気を付けましょう。

1 畳のへこみ対策をする
2 畳のカビ・ダニ対策をする
3 畳保護のため配置に気を付ける

ただ、保護しようと思うあまり「覆いすぎる」と、逆に畳の良さがなくなり、カビなどによって劣化を早める可能性も。
へこまないように気をつけすぎて、カビだらけになっては本末転倒ですよね。
何のためのへこみ対策なのかが分からなくなってしまうので、基本的には「やりすぎ」はおすすめしません。
あなたに最適な「バランス」を考えて行うようにしましょう。

畳のへこみにを大きく左右するのは、ベッドの「脚」。

主に次の3つに分かれます。

1 細い4本、または6本の脚
ベッドとヒトの重さを4本で支える場合、それぞれの脚には、シンプルに考えて4分の一の重さがかかります。
分散されるため、へこみに強いように思いますが、逆です。
脚が細くなるほど一点集中タイプなので、畳は思いきりへこみます。

2 前後で支えるパネル状の脚
こちらは前後で支えるため、それぞれには2分の一の重さがかかりますが、4本脚よりは設置面積が広い分、荷重が分散されます。
頭のほうが荷重が大きいので、ヘッドボード側の畳がへこみやすいので要注意です。
4本脚よりは畳に置きやすい形状ですが、そのまま置いてしまえば、へこむのは回避できないでしょう。

3 全体で置くどっしりタイプ
全体的に重さを支えるので、最も和室に置きやすい形状です。
マットレスの下にある床板の形状によっては、フレームに荷重がほとんどかかっていないことも。
1が最も畳と相性が悪く、3に行くに連れて相性が良くなります。

畳にベッドを上手に置く方法3選

 

畳の上にベッドを置く際に気になるのが、傷や凹みです。
事前にそうならないように防ぐことで、ベッドを移動した際に跡が残らなかったりベッドそのもののガタつきを抑えることができます。

•フェルトクッションをベッドの脚に付ける
フレームベッドのタイプにはフェルトクッションがおすすめです。これをベッドのフレームの底面に貼っておけば、ベッドと畳が擦れることによる傷を発生しにくくできます。擦り傷対策であれば四つ脚ベッドにも使えないことはないですが、凹み対策にはなりません。

•コルクマットをベッドの脚に付ける
四つ脚タイプのベッドの重さによる畳の凹みを防止するなら、ある程度の厚みと硬さが

求められます。
コルク素材のマットはそのどちらも満たす上、若干の弾性がありベッドの脚がフィットするためガタガタになりにくいのでおすすめです。
値段がややお高めですが、その分しっかりとした仕事っぷりが期待できます。

•ウッドカーペットを畳の上に敷く
もしくはいっそのことウッドカーペットで畳全体を覆ってしまうのもアリです。畳に傷・凹みができる心配もほぼなくなる上、畳の上でベッドを使う不協和音に悩まされることもなくなります。「畳の部屋はできれば避けたかった」とお考えの人にはぴったりのチョイスです。

また、和室にベッドを置く際コーディネートにも気をつけなければなりません。
和と洋のスタイルを組み合わせることになるので、ハードルが高いです。

気をつけたいポイントは次の3点です。

・樹脂製、鉄製、革張りは避け、木製を選ぶ
・極力ナチュラルテイストの色にする
・低めの高さのものを選ぶ

 
 

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