試してみたい!意外なものが効果を発揮! 身近なものでできる畳の掃除節約術
畳の掃除に効果を発揮!茶葉やお酢がもたらすチカラとは?
畳を掃除するのに欠かせないのが掃除機です。
しかし、掃除機だけでは細かいホコリなどは取れにくいのが現状です。
ここでお茶の葉を使った畳の掃除方法をご紹介します。
かたく絞ったでがらしのお茶の葉を畳全体にまきます。
それをほうきで集めて捨てます。
お茶に含まれているカテキンの「吸着性」、「抗菌・殺菌作用」のおかげで、お茶の葉と一緒にホコリやゴミがすっきりと取れます。
後は乾いたタオルで空拭きすればOKです。
また、緑茶には消臭効果もあるので、畳についた臭いをやわらげる効果もあります。
お茶を頻繁に飲んでいるおうちの方にはぜひ一度試していただきたいです。
次にお酢を使った畳の掃除方法をご紹介します。
1.水拭きの前に掃除機をかけます。
掃除機は畳の目にそってゆっくりとおこなうようにします。
2.バケツ半分くらいの水に大さじ2杯位のお酢をいれて混ぜます。
3.雑巾を濡らして、しっかり固絞りします。
4.畳の目にそってかるく水拭きをかけます。
同じ場所を何度もこするのはよくありません。
5.畳の縁は拭かないように。
綿糸などの繊維によって変色する場合があります。
夏期などはすぐに乾くので大丈夫ですが、乾きにくい時は乾拭きして、しばらく人が歩くなどは
考慮した方がいいでしょう。
お酢によるお手入れの注意点もあわせてご説明します。
決して「新しい畳」「表替えしたて半年以内」の畳にはやらないようにしましょう。
新しいものは返って変色しますので注意が必要です。
また表面が天然イグサ以外の畳も不要です。
他にもある!畳の掃除に活用できる便利なものいろいろ
畳を掃除するのに使用するものは掃除機やクイックルワイパー、雑巾が基本です。
しかし畳は一度汚れが付着すると通常の掃除方法ではなかなか取れません。
ここで畳の掃除に活用できる便利グッズをご紹介します。
– クエン酸 –
畳の黄ばみとりとカビ予防に有効なものの一つにクエン酸水があります。
ここで掃除の手順をご紹介します。
1.バケツ半分程度の水に、クエン酸を小さじ1杯混ぜてクエン酸水を作る
2.雑巾をしっかり固く絞り、畳の目にそって優しく拭く
3.乾拭きして完了
しっかり乾くまでしばらく畳の上を歩かないようにしましょう。
– シンナー –
ガムを落としてしまったり油性マジックの跡が残ってしまった場合、シンナーを
使用してみましょう。
・ガムの場合
まず、布にシンナーを染み込ませてふき取ります。
畳の目にガムが入り込んでしまった場合は、ガムの部分にあて布をしてアイロンをあてて柔らかくすると、当て布にガムが付着します。
・油性マジックの場合
化粧用のコットンにシンナーを染み込ませて優しくこすって落とします。
ただし、畳を痛めやすいので気になる場合は、目立たない部分で確認してからしましょう。
シンナーが手元にない場合は、マニキュアの除光液でも良いでしょう。
– 塩 –
飲み物やタバコの灰をこぼしてしまった場合、塩を使用してみると良いでしょう。
・飲み物の場合
まずすぐにティッシュやタオルで拭き取ります。
次に塩をかけて湿ってきたら、歯ブラシで畳の目を擦って、掃除機をかけて水拭き、乾拭きをします。
・タバコの灰の場合
タバコの灰の部分に塩を振りかけて上からトントンと叩きます。
灰が塩にくっついて浮き出てきたら、掃除機をかけて終了です。