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畳の購入に迷ったら? やっぱり地元の畳店?それとも楽天やamazonの通販?ニトリなどのホームセンター? 選ぶならどこ!それぞれのメリットデメリットを徹底解説

スマホがあればお手軽に購入できる楽天やamazonなどのネット通販。
お手軽ゆえに気をつけるべき注意点

 

ネット通販は人件費、固定費、配送料、各業者の外注費や手数料などの経費を
大幅にカットできるため店舗で購入するより比較的安いのが魅力です。

しかしその反面気をつけなければいけない点は沢山あります。

– 事前に現物を確認できない –
店頭販売であれば実際に見たり手で触ったりして感触を確認することが出来ますが、
通信販売では、カタログや画面で表示される写真しか情報がありません。
サイズは確認することはできても、畳の手触りなどは実際に手元に届くまでわからないので
慎重に検討する必要があります。

– 話がなかなか進まない –
店舗での購入であれば、現物を見てスタッフの方と相談しながらスムーズに
購入手続きを進めることができますが、通販だと基本的に電話でのやりとりになるので
質問内容や確認したいことをまとめておかないと、何度も電話する必要が出てきます。

私は衣類など、店舗で現物を確認して全く同じものをネット通販で購入するというのを
よくやっています。
だったら店舗でそのまま購入すれば?って話になりますが、それだとどうしても
割高になるんですよね。
なので気に入ったものを店舗で見つけてはネット通販で販売されているか確認し、
少しでも安ければ通販で購入するという手段をとっています。
要するにネット通販と店舗での購入のいいとこ取りですね。

畳を安く購入したいなら、店舗で現物を見た上でamazonなどの通販サイトで同じものを購入することをオススメします。

やっぱり実物を見て店舗で対面販売で購入したい!
ニトリなどのホームセンターで畳を買うという選択肢

 

畳の素材の産地には国産と外国産があります。
国産だとお値段は少し高くなり、外国産だとお値段は安くなります。
そして畳は1枚1枚サイズが違う「オーダーメイド」なのはご存知でしたでしょうか。
ホームセンターの既製品の畳は産地表記されてない場合は外国産の可能性があります。
また、既製品の畳の場合は決められた材料やサイズから選ぶしかありません。
しかし畳屋さんの畳は畳表(ゴザ)や畳床(土台)畳縁などお客様のお好みに合わて作ることができます。
更には、お部屋のサイズに合わせた畳も作ることができます。

一方、ホームセンターで見かける置き畳の多くは、畳表に使うイ草の長さが短いものが多く、
芯材に不織布を使用しています。
厚みのある不織布と畳表を畳縁と一緒にミシンで縫い付ける加工です。
畳というよりは、マットのような感じですね。
感触は柔らかく、軽量で良いのですが、柔らかすぎるためイ草が折れやすい傾向があります。

畳の素材にこだわるならホームセンターでの購入は避けた方がいいでしょう。
畳の知識のない販売員が接客することになるので、手軽に畳を楽しみたいというような方以外にはあまりオススメできません。

インターネットなどでも多数の畳店がありますが、販売だけを行っている畳店ではなく、製造販売をしている畳店を選びましょう。要は店舗のある畳店ですね。店舗を構えていることは信用第一でなければ成り立ちませんので、こういう形態をとっている畳店は信用できるといってもいいでしょう。できれば店内や作業場も確認しましょう。生理整頓されていてスムーズに仕事が運ぶよう配慮されている畳店であればポイントも高いです。仕事場に作業台があれば、畳を機械縫いせずに手縫いしているということですので技術もあるでしょうし、仕上がりも違います。

通販・ホームセンター・畳店
それぞれで畳を購入するのに向いている人向いていない人とは?

 

畳の購入方法には

・通販
・ホームセンター
・畳店

この3つがあります。
畳を購入するという目的は同じでも、何を重視するかを考えて適切な購入方法を選ぶのが
良いでしょう。

通販の場合の最大のデメリットとして、実際に商品を手にとって確認することができないことがあげられます。
商品が手元に届くまではイメージしかできないので、畳の手触りや踏み心地を重視する方には向いてるとはいえません。

一方、通販のメリットとしてはパソコンかスマートフォンがあれば24時間購入可能なので、
お仕事が忙しくてなかなか店舗に足を運べない方には非常にオススメといえます。
また、価格帯も店舗に比べて比較的安く設定されているので極力コストを抑えたい方にもぜひ利用していただきたいです。

ホームセンターのメリットは、この3つの方法の中で最も気軽に畳を購入できるという点です。
畳店のようにオーダーメイドではないので、あらかじめ用意されたデザインテンプレートから選ぶだけで済みます。
オーダーメイドで畳を購入したい方にとっては向いていませんが、現物を手にとって確認できるのでよほど強いこだわりがなく、極力コストを抑えたい方にとっては非常に向いているといえます。

畳店ではオーダーメイドで自分好みの畳を作ってもらうことができるので、畳メインの生活を
送りたい方にはぴったりの購入方法といえます。
デメリットとしては業者を家に呼んで本格的に工事を行うこともあるため、
お金と時間に余裕がない方には少し厳しいのではないでしょうか。

 
 
 

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