和室をオシャレなインテリアにするのは難易度高め? 畳のヘリや色でもお部屋の印象が変わる! お部屋をオシャレにしてくれる畳の選び方のテクニック
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目次
和室といえば緑色の畳にちゃぶ台にコタツに座椅子?
おしゃれより実用的な生活感のあるイメージ?
あなたが持つ和室のイメージとは
畳の色はひとつじゃない!こんなにたくさんあるおしゃれな畳の色
驚きの畳のカラーラインナップ
和室といえば緑色の畳にちゃぶ台にコタツに座椅子?
おしゃれより実用的な生活感のあるイメージ?
あなたが持つ和室のイメージとは
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縁付きの畳。障子。座布団。ちゃぶ台。仏壇。
いわゆる典型的な昔ながらの和室。
このようなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
私もそのうちの一人です。
独り立ちするのに物件探しをしていた時も、和室がある物件は極力避けていました。
「掃除が大変」「おしゃれな部屋にしたい」という理由からでした。
和室にもメリットがあるのは承知していましたが、メリットよりもデメリットの方が
大きいと感じていたのです。
ちなみに私が思う和室のメリットは「すぐに寝転べる」「落ち着く」といったところです。
インテリア面でのデメリットは大きいですが、メリットだけを見ると実用性に関しては
申し分ないんじゃないでしょうか?
住まいづくり研究所が実施した和室に関するアンケートの結果によると、
「和室をどのように活用されることが多いですか?」
という問いに対して約3分の1の方が「家族がくつろぐ場所として」と回答しています。
今や家具専門店に行けば、和室に合う家具だってたくさん置いています。
オーダーメイドの畳なら、豊富な種類のデザインから自分好みの畳を選ぶことも可能です。
和室だからこそ楽しめるインテリアは存在します。
私の実家の和室は両親の寝室になっているのですが、かなり畳が傷んできているので
縁なしの畳に新調しようと現在計画しているところです。
畳を新しくすると同時に、家具の購入も検討しています。
両親の意見も取り入れつつ、実用性とデザイン性を兼ね備えたお部屋を実現するのが
私の今の目標です。
おしゃれな和室をつくるには?
しっかりイメージをつくって畳の色やヘリをトータルで考えよう!
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皆様のご家庭に洋室はありますか?
多くのご家庭には洋室やリビング・ダイニングがあることと思います。
和室しかないというケースはごくわずかでしょう。
洋室と和室が隣接していると、インテリアを調和させることが一般的に難しくなります。
こんなときは和モダンを取り入れてみると良いでしょう。
和モダンは日本らしいインテリアや家具に欧米なテイストをプラスしたスタイルで、
和室をおしゃれに仕上げようとしている人に人気があるスタイルとなっています。
自然が持っている素材の色合いをベースに落ち着いたトーンで仕上げることで和モダンな部屋になります。
ここで和モダンなテイストに近づけるためのポイントをお伝えします。
– 畳縁 –
おしゃれな和室=縁なし畳
このようにイメージする方が多いのではないでしょうか?
縁のある畳を使用する場合はチェック柄や市松模様にすると和モダンな印象を
与えられるでしょう。
– 畳 –
従来の畳の色であるグリーン系がオススメです。
茶色やベージュなど、アースカラーも良いでしょう。
また、畳の色と床の間の壁の色を統一させると落ち着いた雰囲気になります。
– 家具 –
カーテンの代わりにすだれを取り入れることで、しっとりと落ち着いて涼しげな風情を
醸し出してくれます。
また、部屋の中でも目立ちやすいラグをアジアンテイストにすると、敷くだけでも部屋の
雰囲気が明るくなります。
特に、オレンジや赤などを使用したラグにすると、よりアジアンテイストな印象を
強くすることが可能です。
畳の色はひとつじゃない!こんなにたくさんあるおしゃれな畳の色
驚きの畳のカラーラインナップ
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琉球畳は一般的な畳とは違い、カラーバリエーションが豊富で、和室空間を色鮮やかにもシックな雰囲気にもできます。
ここでカラーごとの特徴をご紹介します。
– 緑 –
やすらぎの色なので、寝室などの緊張をほぐしたい部屋や、みんなで集まって和やかに
過ごしたい場所におすすめです。
– 黒 -
ビビッドな色との組み合わせ
⇨鮮やかなコントラストでその色を引き立て、モダンで刺激的なイメージにできます。
柔らかな色との組み合わせ
⇨シックな印象、濃い色と合わせると重厚な雰囲気になります。
– 白 –
光、清潔さ、優雅さをイメージさせる色でどんな色にも合い、家具や絵画、
装飾品を引き立てるベースカラーとして最適です。
– 青 –
鎮静効果や集中力を高める効果があるので、寝室や書斎、勉強部屋、ストレスが多い人の
部屋に向いています。
– 黄 –
幸福感を与える伸びやかな色なので、開放的にしたい部屋や日が差さない部屋、
暗くなりやすい水回りのメインカラーに最適です。
– ピンク –
女性ホルモンを促し、若返りの効果があると言われています。
– 赤 –
体温を上げて血行を促進し、気持ちを活発にする作用があります。
人がたくさん集まる部屋、にぎやかに過ごしたい部屋、子供部屋におすすめのカラーです。
– 茶 –
全ての色相の中で最も落ち着いた色です。
黒やグレーなどの無彩色も含めて、どんな色とでも調和します。
– 紫 –
精神を高揚させたり自尊心を高めたりする効果があります。
隠れ家のような部屋や音楽鑑賞の部屋、ヨガ、瞑想、占いなどをする場所に
ぴったりの色です。
畳のへりでもお部屋の印象が変わる。細かいところでおしゃれに差がでる
しっかり選びたい畳のへり
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最近人気急上昇中の縁なし畳。
スタイリッシュで洋風や和風など、どんなインテリアにも合いやすいといった
メリットがありますが、残念ながらデメリットも存在します。
素材の問題もありますが、縁なし畳は基本的に傷みやすいです。
また、縁のある畳と比べるとどうしても高額になってしまいます。
縁のある畳にとって縁は畳の表情ともいえます。
畳の色が同じでも、縁の色や模様が変わるだけでお部屋の雰囲気がガラリと変わります。
「本当は縁なし畳にしたいが、高くてできない・・・」
「従来の畳を活かして、おしゃれな部屋にしたい」
そんな方には、畳の縁を変えてみることをお勧めします。
一般的に流通している畳縁は化学繊維(ポリプロピレン、ポリエステルなど)で作られており、
丈夫だといわれています。
各メーカーからいろいろな柄・色・デザインが出されており、豊富な種類があります。
ここで珍しい畳縁を簡単にご紹介します。
– 繧繝縁 –
身分のもっとも高い人が座る格式高い畳縁
– 高麗縁 –
繧繝縁同様に身分によって大紋・小紋を使用した畳縁
– 高級縁 –
綿や麻などで作られた高価な畳縁
畳縁には、シンプルな無地のものからカラフルな模様が入ったものまで様々あります。
お部屋を明るく演出するならカラフルな色や斬新なデザインのものを、
客間などもてなしや癒しの空間を創るなら無地や落ち着いた色・柄、そして上質な畳縁を
選択することで和室の雰囲気が変わります。
何を目的とした部屋なのかをあらかじめ決めておくことで仕上がりがイメージしやすくなり、
洗練された空間になるのではないでしょうか。