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畳の耐久年数はどれくらい?交換時期や費用を徹底解説!

畳の交換時期はいつ?見逃してはいけない6個のサイン

 

ここでは、畳表のお取替え時期についてご案内いたします。
通常畳は4~5年で裏返しを行い7~8年程度で表替えを行うのが一般的ですが、住環境や使い方によって短い期間で痛んでしまったり逆に長くお使いいただける場合もございます。
畳に直に触れた時にお洋服にイ草の粉がついたりするようなら表替えが良いかと思いますが、
そのような状態でなくとも、畳表の色が黄色や褐色になっているようでしたらお取替えを
オススメしております。
畳表を交換するだけで、新品に生まれ変わったように美しくなります。

※新畳に入れ替える時期は、10年以上経過してからになりますが、これも個々の使用状況により異なります。

ここで畳の交換方法についてご紹介します。

– 裏返し –
裏返しとは、畳屋さんに頼んで「表畳にあたる、イグサ部分を裏返し」にしてもらう交換方法です。
畳に当たる日光は裏側に届いてない事が多いので、裏返しにするだけでも見た目はだいぶ違ってきます。

・畳が日に焼けてきた
・何かの原因で色落ちした

といった場合に有効な対処法です。

– 表替え –
表替えというのは、この畳表部分を剥がして、新品と交換してしまう方法です。
表面が新品になるので見た目は新畳同様ですし、新鮮なイグサの奥深い香りも楽しめます。

・畳のささくれが気になる
・汚れが目立つ

といった場合に有効な対処法です。
コストを抑えて新品同様にしたい場合にもオススメです。

– 新畳交換 –
新畳交換は、文字通り畳屋さんに頼んで、畳床ごと新しいものに交換してもらう方法です。
畳は長年使用するとい草部分の畳表だけでなく、藁で作られた畳床まで傷んでしまいます。
畳床が傷むと、たわんだような踏み心地となりだらしない印象を与えますし、ダニや害虫の
発生を伴っている場合も珍しくありません。
このような場合は表替えだけでは対応できないので、新畳への交換が非常に有効です。
コストはかかりますが、畳のデザインからその香り、踏み心地までまるごと一新できるので
メリットはとても大きいです。

・畳の踏み心地が劣化してきた
・ダニが発生するなど不衛生な環境

その他さまざまなケースで有効な交換方法です。
リフォーム感覚で畳のデザインを一新したい場合は基本的に新畳交換になります。

畳の交換費用はどれくらい?知っておきたい交換方法と費用の相場

 

一般的なご家庭で、畳の交換や張り替えは、年に何度も行うものではありません。
満足度の高い畳交換を行うためにも、必要となる価格相場は押さえておきたいポイントです。

ここで交換費用の相場を張り替えの方法別にご紹介します。

傷んだ畳表をひっくり返す「裏返し」は、新調しなくてはならない部分が畳縁のみ。
畳の張り替えとしては、価格がとても安い点が特徴です。
ただし、畳縁にも様々な製品があり、安いものは1,000円程度、高いものだと6,000円近く
かかります。
また、畳屋さんの手間賃等も考慮すると、裏返しに必要な価格相場は3,500円から6,000円と
いったところでしょうか。
多少の擦り切れや日焼けなら、裏返すだけできれいになりますから、こまめに行って行くことで畳交換にかかる費用をずっと安く抑える事ができます。

畳床はそのままに、畳表と畳縁だけ交換する「表替え」。
目に見える部分がすべて新しくなりますから、少ない費用で新品気分が味わえる
人気のメニューです。
表替えに必要なコストの大半は畳表の調達費が占めている為、使用する畳表のグレードによって価格が決まります。
畳表の価格差は幅広く、3,500円~5,000円程度の中国製品が出回る一方、国産の高級イグサを
使った畳表の中には数万円を超える製品も。
価格相場としては、人権費や畳縁代を含めて、5,000円から30,000円の間となります。
安価な中国製品も品質を高めつつありますが、一般的な認知としては国産品の方が耐久力が高く繊細な作りをしているため、予算とのバランスを考慮して決めると良いでしょう。

新畳交換も、当然使用する素材によって価格は千差万別です。
安くて質の良い中国製品の登場もあって、全体的には低価格化の流れがあると言って
良いでしょう。
ただし、畳を丸ごと交換してしてしまう新畳交換は、表替えや裏返しと比較するとコストが高く、ある程度慎重な判断が求められます。
畳は長く使うものですから、納得のいくものを選ぶ点がポイント。
具体的な価格としては、中国製品のグレードの低いものだと15,000円程度、国産の
高級藁畳床などでは50,000円近くにも跳ね上がります。

 

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